【適時開示】日宣(8921)
株式会社日宣(東証スタンダード:コード番号 6543)は2026年8月20日、取締役会において2027年2月期第2四半期(中間期:2026年3月1日~2026年8月31日)の連結業績予想の修正を決議したと発表しました。売上高は従来予想を据え置くものの、生産性向上や子会社のPMI進捗、持分法適用会社での電力先物評価額の上昇等を受け、営業利益・経常利益・中間純利益はいずれも大幅な上方修正となっています。
1. 2027年2月期 第2四半期(中間期) 連結業績予想修正の概要
今回発表された中間期連結業績予想修正数値の主な項目は以下の通りです。
- 連結売上高:30億円(前回予想比 ±0.0% / 修正なし)
- 連結営業利益:2億3,500万円(前回予想比 +17.5% / +3,500万円)
- 連結経常利益:2億8,500万円(前回予想比 +35.7% / +7,500万円)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:1億8,500万円(前回予想比 +32.1% / +4,500万円)
- 1株当たり連結中間純利益(EPS):47.53円(前回予想:35.97円)
【ご参考:前回予想および前期実績との比較】
- 前回予想(2026年4月14日公表):売上高 30億円 / 営業利益 2億円 / 経常利益 2億1,000万円 / 中間純利益 1億4,000万円
- 前期第2四半期実績(2026年2月期中間期):売上高 30億4,100万円 / 営業利益 2億4,300万円 / 経常利益 2億4,300万円 / 中間純利益 1億6,400万円
2. 業績予想の修正理由
同社によると、社内施策・子会社のPMI進捗・外部環境の変化など、複数の好要因が重なったためと説明されています。
- 社内施策と高利益率案件の強化:新体制のもと、生産性向上や原価管理を徹底。高利益率案件の受注に注力したことで営業利益率が想定を上回り推移。
- 子会社のPMI順調:連結子会社の株式会社アスティにおいてM&A後の統合プロセス(PMI)が進捗し、想定以上の営業利益を計上。
- 持分法適用会社の要因(経常利益押し上げ):原油価格の高値推移を受け、持分法適用会社(ホームタウンエナジー株式会社)が保有する電力先物の評価額が想定を上回り、経常利益を大きく押し上げ。
3. 投資家のポイント・まとめ
売上高は当初計画どおり(30億円)ですが、各種利益項目が大幅に引き上げられました。
特に営業利益率の向上と子会社の買収後シナジーが着実に表れている点は、同社の本業の稼ぐ力が強化されている現れと言えます。さらに電力先物評価額の上昇により経常利益は前回予想比+35.7%増と高い伸びを示し、1株当たり中間純利益(EPS)も35.97円から47.53円へ拡大しています。
なお、通期業績予想および配当予想については、今後の景気動向等の不確実性を考慮し現時点では据え置きとされています。中間期の好調が通期業績の上振れにどうつながるか、今後の進捗に注目が集まります。
※本記事は2026年8月20日発表の適時開示情報(IR情報)を基に作成されています。本資料に記載されている予想数値は発表日時点で入手可能な情報に基づくものであり、今後の市場動向等により実際の業績と異なる可能性があります。投資に関する最終決定はご自身の判断で行ってください。
